高断熱・省施工を実現する発泡スチロール製基礎型枠

基礎画像
サーモシールド本体画像

サーモシールドは、基礎断熱に使用する発泡スチロール製の基礎用断熱型枠です。
断熱材と基礎型枠を兼ねているため、基礎工事の工期削減を実現することができます。
発泡スチロール性の型枠なので、鋼製型枠と比べ軽く、高齢化の進む基礎工事現場での省施工に貢献します。

また、基礎の外と内から断熱を行うダブル断熱により、従来の内断熱と比べて断熱性が高く、床下エアコンにのような高気密・高断熱を必要とする基礎工事にも最適です。

  • ★外+内のダブル断熱により断熱性が向上します。
  • ★浮かし型枠が実現する「立ち上がり」一体打設により、打ち継ぎなしでシロアリ・浸水を防ぎます。
  • ★「立ち上がり」一体打設により、高強度です。
  • ★断熱材兼基礎型枠で型枠の取り外し不要で、作業工程が短縮されます。
  • ★軽量で作業が容易です。

製品の特徴

床下エアコンの効き目UP!ダブル断熱で高断熱

床下エアコンは暖気を床下に吹き出します。サーモシールドでは、外部の基礎「立ち上がり」の外と内のダブル断熱で、外部に逃げる熱を抑制してくれます。

一般的な基礎内断熱

「耐圧盤」を通って外部に熱が逃げやすい。

サーモシールド

基礎の外側+内側のW断熱

「耐圧盤」を通って逃げる熱を基礎外で断熱。逃げる熱を抑えられるので、「耐圧盤」が蓄熱体になることで、体感温度が安定し、快適性が向上します。

床下エアコン導入後も安心。雨水・シロアリの侵入防止

一般的なべた基礎の施工方法では、「耐圧盤」と「立ち上がり」とコンクリートの打設を2回に分けて行うため、打ち継ぎによる隙間が出来てしまうことが多いです。
「サーモシールド」は1回打設なので、打ち継ぎが出来ないので、シロアリの侵入や、浸水のリスクを引き下げることが出来ます。

シロアリ被害は物理的に止める!

一般的に防蟻処理は薬剤で行うものが多いです。薬剤処理されたものは、5年後または10年後に再度薬剤処理をしなければなりません。私たちは防蟻処理を行う前に物理的にシロアリをシャットダウンする方法を考案しました。
それが外側の断熱型枠上部に設置するアルミ笠木です。

シロアリは0.6mmの隙間があれば侵入します。コンクリート一体打設による打継部が無い基礎構造とアルミ笠木のシロアリ返しを設けることにより、基礎コンクリートと断熱材の境界線はもちろん外部からもシロアリの侵入を物理的に防ぎます。常時専門家と共にフィールドテストを行いシロアリよる貫通被害が無いか確認しております。

城東テクノ株式会社の基礎断熱工法のシロアリ保証1000も付けることが出来ます。
城東テクノ株式会社規定の施行要件を満たした場合、施工から10年以内のシロアリ被害に対して、 累計1000万円を限度に保証を受けることが可能です。

「立ち上がり」一体打設により高強度

「耐圧盤」と「立ち上がり」を2回に分けて打設した際に発生する打ち継ぎは、強度的な弱さもリスクとして持ちます。

横から荷重をかける試験を行ったところ、二度打ちの場合は20kNで基礎の反りが発生し、65kNでクラックが発生、80kNで爆裂し、90kNで破壊しました。

それに対して一体打ちの場合は、60kNで基礎の反りは発生したもののその後変化が無く、90kN以上でも変化が見られませんでした。

一体打ちと二度打ちの数値比較

型枠の取り外し不要同時打設で工程短縮

サーモシールドを用いることで、基礎工事の工期と労働時間を大幅に削減し、工事全体のコストも低減します。
この工法では型枠の撤去が不要なため、基礎工事の速度が向上すると同時に、設備配管工事などの他の作業も並行して行えます。

型枠コストに注目が集まりがちですが、工期短縮によるトータルコストの削減が可能であり、労働力不足の問題解決にも寄与します。

サーモシールドと一般の鋼製型枠の施工期間比較

施工手順を詳しくみる

発泡スチロール製断熱材・型枠使用により省施工

基礎施工に関わる方の高齢化が進む中、従来の鋼製型枠は重く、施工性が悪いのが問題になっています。
サーモシールドは発泡スチロール製の型枠を使用しているため、軽く、施工性にも優れています。

製品仕様

型枠本体 EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム 1号品)型枠強度保持の為、金物が一体成形されています。
外形寸法 高さ:660mm(外側用)、360mm(内側用) 厚み:50mm 幅:数種類
熱伝導率 0.034[W/(m・k)]以下
酸素指数 26以上
燃焼性 3秒以内で炎が消えて残じんがなく燃焼限界指示線を超えないこと。
樹脂原料 自己消火性難燃原料使用

上下移動する浮かし型枠

上下移動可能な浮かし型枠だからこそ、精度の高い型枠が組めるサーモシールドパネルパネルは、独自の部材により、浮かし型枠のレベル調整を可能としました。型枠同士を接合する際に使用するJバーには、二カ所の転造ネジ山があり、ジョイント部材の穴に差し込みレベル調整できるよう設計されています。型枠同士の凸凹勘合形状による精度とレベル調整機構により、精度の高い基礎施工が簡単に行えます。

サーモシールド 施工手順

01 搬入

02 ガイドレール設置

03 外周部 外側型枠設置

04 鉄筋組み 設備配管施工

05 内部型枠設置

06 サポート通り出し 型枠固め

07 コンクリート打設

08 基礎の表面仕上げ
Fシート推奨

施工指導も受け付けています。お気軽にご相談ください。

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